PythonによるOpen Dynamics Engine講座 その2

インストール編


pyODEを使うためにインストールしなければならないのはPython、setuptools、GLUT、PyOpenGL、pyODEです。Windowsへのインストールを想定しています。


Pythonのインストール

プログラミング言語Pythonを使うために必要です。英語のページに行くのは怖いのでOpenRTM-aistにあるPython2.4.4かPython2.5.1のインストーラでインストールするのが簡単だと思います。僕が使ってるのはPython2.4.4ですがPython2.5.1でpyODEが動作するかは知りません。


setuptools

これがないとPythonでOpenGLが使えないらしいです。ez_setup.pyをダウンロードしてコマンドプロンプトで

python ./ez_setup.py

と入力する。


GLUT

OpenGLプログラミングに便利です。英語のページに行きます。Nate Robinsというところからglut-3.7.6-bin.zipをダウンロードして解凍したフォルダにあるglut32.dllをC:\Windows\System32へコピー。


PyOpenGL

3D描写に必要です。PyOpenGLからPackageのPyOpenGLをクリックして行くページの下にある3.0.0b6をクリックして出てくるPyOpenGL-3.0.0b6.zipをダウンロードして解凍し、コマンドプロンプトで解凍したフォルダから

python setup.py install

でインストール。(たぶんPyOpenGL-3.0.0.zipでも構わないと思うが試していない。)


PyODE

物理計算エンジンです。PyODEからDownlordのPyODE 1.2.0 Windows InstallerのインストールしたPythonに合った方をダウンロードして実行してインストール完了。


あと、Pygame、PyScripter、Numpy、Scipyもあれば便利です。


Pygame

ゲーム製作用に便利です。2D描写ができますし、いろいろな機能があります。Pygameでゲーム作ってるサイトも探せばいくつかあるのでそちらを参考にしてほしいです。僕の作ったゲームはバグだらけのクソゲーになりましたけど。

pygame - python game developmentから左のDownloadsに行って、Windowsのpygame-1.8.1.win32-py2.4.msipygame-1.8.1.win32-py2.5.msのうちインストールしたPythonに合った方をダウンロードして、実行します。


PyScripter

統合開発環境です。mmm-expertsから左のダウンロードをクリックして、PyScripter(2,945 Kb)のところからインストーラをダウンロードして実行するだけです。


Numpy

Numpyは数値解析ライブラリで行列などを扱うときに便利です。http://sourceforge.net/projects/numpy/files/から2.4ならnumpy-1.2.1-win32-superpack-python2.4.exeをインストールすれば良いでしょう。2.5ならnumpy-1.3.0-win32-superpack-python2.5.exeで良いと思います。


Scipy

Scipyは科学技術計算用のライブラリです。http://www.scipy.org/Downloadより、ScipyのSourceForge download site for scipy. を選択して、飛んだページで2.5なら0.6.0のscipy-0.6.0.win32-py2.5.exe、2.4ならscipy-0.6.0.win32-py2.4.exeをダウンロードして実行してインストールです。


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